地山補強土工法は主に切土法面の急勾配化に用いられる他、地震や豪雨等で崩壊した斜面対策にも適用可能です。その中でも、近年、既設構造物の補強や谷側拡幅工事にも活用でき、特に小型機械での施工や、逆巻き、順巻き施工の応用により、現道交通を確保しながらの施工ができるパンウォール工法について、勉強会を実施しました。
本勉強会では、パンウォール工法と他の地山補強土工との違い、災害復旧事例、模型実験を通じた極限つり合い法等について理解を深めました。
講 師:村瀬 安彦氏(PAN WALL工法協会)
実施日:令和6年8月20日(火)
場 所:中央復建コンサルタンツ㈱大阪本社
勉強会の状況
模型実験の状況
(左:すべり面に対して十分な補強材長を確保した場合、
右:すべり面に対して補強材長が不足する場合)