豊かな暮らしを支える「まち」。移動を支える「交通」。
その実現に向けた新たな役割に挑戦しています。
広域的な都市交通マスタープランを定める「近畿圏総合都市交通体系調査」には第1回(1970年)から半世紀に渡り継続して取り組んでいます。その実績も活かし、全国各地の立地適正化計画、まち・ひと・しごと創生総合戦略、交通体系マスタープラン、都市交通戦略など様々なまちづくり・交通計画に携わっています。
また、従来の建設コンサルタント業務の枠に捉われず、行政との協働による「まちづくりの仕組みづくり」、事業運営という形での「直接的なまちづくりへの関与」等、新たな領域、新たな役割にも果敢に挑戦しています。
関連技術
主な業務履歴
官民連携による女川町震災復興まちづくりコーディネート業務
震災直後の〝空間づくり〟の段階から、その空間を使いこなすための〝仕組みづくり〟のために「官と民それぞれの議論を翻訳する調整役」として町の復興をサポートし続けています。さらに、復興後を見据え、町内企業などと共同で事業運営会社「モノコトビト」を設立。〝まちづくり〟から〝まち育て〟へ、新たな領域に踏み出しています。
徒歩と公共交通優先の交通まちづくり ~「歩いて楽しいまちなか戦略」業務~
「歩いて楽しいまちなか戦略」の立案、施策実現に向けた社会実験や各種検討業務を2006年から継続して担当しています。2014年度には地区内の細街路における歩いて楽しいまちなかゾーンが、2015年10月末にはシンボルロードである四条通(烏丸通~川端通間)の歩道拡幅事業が完成しています。
コミュニティサイクルの事業運営
環境負荷軽減、健康志向の高まりといった背景から、近年、コミュニティサイクルが新たな公共交通として位置づけられ注目されています。これまでに多くの導入可能性検討業務や社会実験業務に携わってきた実績を活かし、現在はコミュニティサイクル事業の運営主体として直接的にまちづくりに関与しています。(さいたま市、岡山市、東京都)