CFK設計の鋼鉄道橋の製作・仮組、下部工施工状況の視察会開催

2022.09.21

8月23日に、CFKが設計した鉄道鋼中路ニールセンローゼ橋の工場製作、仮組状況および下部工(橋脚)の施工現場の視察会を開催しました。本橋梁は地域の新たなランドマークとして、鉄道橋では前例のない構造形式が採用され、非常に難易度の高い設計を行いました。

中路ニールセンローゼ橋の製作・架設を請け負っている瀧上工業株式会社様の工場では、中路桁特有のアーチ部材と補剛桁(水平部材)の交差部における箱桁内外の溶接や、部材接合部の構造詳細等の確認を行いながら、製作・仮組の状況を視察しました。一瞬で完了するスタッド溶接を補剛桁上から見学したり、アーチ端部に設置する鋼製支承のアンカーボルトと設置用架台の実物のスケール感(写真:下段右)に圧倒されたりと、橋梁製作の現場を体感することができました。

下部工(橋脚)の施工現場では、CFK設計区間の工事を担当されている株式会社フジタ様および株式会社奥村組様から、施工状況の説明を受けながら、施工中の高架構造物や仮土留め工、鉄筋工、鋼製支承のアンカーボルト設置用架台の据え付け場所の配筋状態(写真:下段中央)などを確認しました。

今回の視察会を通し、設計段階から配慮しておくべき構造詳細などを実際の目で視て学ぶことができたことは、今後の設計計画にも大きなプラスとなりました。
今後、ニールセンローゼ橋は、架橋地点付近へ運搬・地組・架設へと進んでいきます。

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