2025年11月20日に、CFKが設計した新幹線の鉄骨鉄筋コンクリート桁(H鋼埋込み桁)における鋼桁の工場製作状況について、視察会を開催しました。
本橋は、新幹線と道路の交差部に位置しており、交差条件から桁高を低く抑える必要があるため、鉄骨鉄筋コンクリート桁が採用されています。
本桁の製作を請け負っている瀧上工業株式会社様の工場では、新幹線の鋼桁特有の溶接仕様や、溶接完了までの工程を確認しながら、製作の状況を視察しました。
桁高が低い(鋼桁高約1.2m)ことから、溶接作業は狭隘な条件下で行われています。また、鋼桁の下フランジは
幅2420mm、厚さ75mmとなっていますが、精度よく溶接ができるように、部材を90°回転(写真:下段右)させて下向き姿勢の作業にするなど、製作時の様々な工夫を確認することができました。
視察では、設計図と実際の構造や溶接形状を比較するとともに、溶接部の仕上げ状況を確認しました。鋼桁の下フランジ幅は2420mm と身長以上の寸法であり、実物のスケール感(写真:下段右)に圧倒されるなど、鋼桁製作の現場を体感する貴重な機会となりました。
CFK は、設計した鋼桁の製作状況を実際に視察し、桁製作者との意見交換を通じて得られた知見を設計にフィードバックすることで、より良い設計成果作成に取り組んでいます。
今後、本橋は、架橋地点付近へ運搬・地組・架設へと進んでいきます。完成が楽しみです。