JCMプロジェクト方法論提案コンサルティング
日本政府は、優れた低炭素技術・製品・インフラ等の途上国への普及や対策実施を通じ、現地で実現した温室効果ガス排出削減・吸収における我が国の貢献を定量的に評価し、我が国の排出削減目標の達成に活用するため、諸外国との間で二国間クレジット制度(Joint Crediting Mechanism : JCM)※を構築・実施しています。
CFKは、途上国港湾におけるゲート電子化による温室効果ガス削減の測定・報告・検証方法論コンサルティングを実施、世界規模での温暖化防止に貢献しています。
主な事例
電子化前の港湾ゲート前渋滞
途上国では経済成長に伴い港湾取扱貨物量が急増しています。紙書類による港湾入構手続きは時間がかかるため、港湾ゲート前には入構待ちトラックの渋滞が発生、アイドリングにより大量の温室効果ガスが排出されています。
港湾ゲートの電子化による温室効果ガス排出削減
港湾ゲートを日本の技術で電子化し、入構待ちトラックの渋滞を解消することにより温室効果ガスの排出量を削減することができます。CFKはクレジット計算に不可欠なこの削減量の測定・報告・検証方法論の開発を行いました。
用語説明
※JCM(Joint Crediting Mechanism:二国間クレジット制度)
JCMとは、優れた低炭素技術・製品・インフラ等を途上国に提供して世界全体の温室効果ガス削減に貢献するとともに、その排出削減・吸収量の一部をクレジットとして日本の削減目標達成にカウントする二国間の枠組みです。
https://www.carbon-markets.go.jp/jcm/