新幹線

整備新幹線の計画・設計

新幹線路線図

国土交通軸の形成に寄与

新幹線は、日本が誇る高速鉄道です。日本国有鉄道(国鉄)時代の1964年10月1日に東海道新幹線(東京・新大阪間)が開業し、その後、山陽新幹線(新大阪・博多間)、東北新幹線(上野・盛岡間)、上越新幹線(大宮・新潟間)と日本の経済成長とともに整備が進められました。
国鉄が民営化されてからは日本鉄道建設公団(現在、独立行政法人 鉄道建設・運輸施設整備支援機構)が建設を行い、北陸新幹線(高崎・金沢間)、東北新幹線(盛岡・新青森間)、九州新幹線(博多・鹿児島中央間)、北海道新幹線(新青森・函館北斗間)が開業し、地方と都市部を結ぶ、重要な交通網を形成しています。
CFKは、整備新幹線の事業計画策定時のルート選定から構造物設計、施工時の現場技術支援に携わっており、新幹線の計画・設計の技術を持つ数少ない建設コンサルタントの1つです。
2015年開業した北陸新幹線(長野・金沢間)では、上越妙高駅高架橋、新高岡駅高架橋等の設計を担当しました。2022年秋開業予定の九州新幹線(武雄温泉・長崎間)では、嬉野駅高架橋や諫早駅路盤、諫早トンネル、斜面対策等の設計、2023年度末開業予定の北陸新幹線(金沢・敦賀間)では小松駅高架橋、トンネル坑口部等の設計に携わり、北海道新幹線(函館北斗・札幌間)の長万部駅高架橋やトンネル坑口部等の設計業務を実施中です。

北陸新幹線、新高岡駅高架橋詳細設計

2015年3月14日に開業した北陸新幹線(長野・金沢間)のうち、JR城端線と接続する新高岡駅高架橋のスパン割計画、高架構造の構造選定を行い、新高岡駅高架橋やホーム桁、上部工(RC桁、PC桁)、下部工(RC橋脚)などの詳細設計を実施しました。

発注者:独立行政法人 鉄道建設・運輸施設整備支援機構
設計完成年:2008

九州新幹線(西九州)、
袴野架道橋外詳細設計他

2022年秋開業予定の九州新幹線(武雄温泉・長崎間)のうち、西九州自動車道を横過する袴野架道橋を含む延長962m間の高架区間におけるスパン割計画、構造形式の比較検討を行い、上部工(RC桁、PPC桁、合成桁)、下部工(RCラーメン高架橋、RC橋脚、補強土橋台)の設計を実施しました。

発注者:独立行政法人 鉄道建設・運輸施設整備支援機構
設計完成年:2012

九州新幹線(西九州)、
諫早駅路盤外詳細設計他

2022年秋開業予定の九州新幹線(武雄温泉・長崎間)のうち、諫早駅、諫早トンネル、宇都跨線橋、宇都架道橋を含む延長1,941m間の構造検討並びにスパン割計画を行い、土構造(盛土補強土壁等)、上部工(RC桁、PPC桁、PC下路桁、2径間連続合成桁)、下部工(RCラーメン高架橋、RC橋脚、SRC門型橋脚)、トンネル、ホームの設計を実施しました。
 

発注者:独立行政法人 鉄道建設・運輸施設整備支援機構
設計完成年:2016

九州新幹線(西九州)、
嬉野温泉駅高架橋詳細設計

2022年秋開業予定の九州新幹線(武雄温泉・長崎間)のうち、嬉野温泉駅付近の明かり構造物や小土被りNATMの構造計画および詳細設計を行いました。
嬉野温泉駅では、土木構造物であるラーメン高架橋と建築上家の鉄骨フレームをホーム下の水平材で連結する土木・建築ハイブリッド構造を採用し、土木設計はCFKが担当しました。

 

発注者:独立行政法人 鉄道建設・運輸施設整備支援機構
設計完成年:2014

北陸新幹線、小松駅高架橋外詳細設計

2023年度末開業予定の北陸新幹線(金沢・敦賀間)のうち、小松駅付近の高架橋や、道路や在来線交差部における鋼合成桁10連の構造計画と詳細設計を行いました。
北陸新幹線の小松駅では、在来線のJR小松駅に併設されます。コンコース階の自由通路では、旅客流動性に配慮して在来線駅舎に柱位置を揃えました。駅端部の国道360号交差部では、ホーム桁をPC桁で計画しました。
JR北陸本線や国道上に設置される合成桁は送出し架設工法、道路の交差点上に設置される合成桁は大型多軸台車を用いた架設工法(写真)を検討しました。
 

発注者:独立行政法人 鉄道建設・運輸施設整備支援機構
設計完成年:2017

北陸新幹線、下新庄高架橋外詳細設計

2023年度末開業予定の北陸新幹線延伸(金沢・敦賀間)のうち、鯖江市と越前市の市境付近の延長約2.3kmの高架区間においてスパン割検討、構造形式の比較検討を行い、上部工(RC桁、PPC桁)、下部工(RCラーメン高架橋、RC橋脚、RC門型橋脚)、鋼製緩衝工、保守用斜路の設計を実施しました。
 
 

発注者:独立行政法人 鉄道建設・運輸施設整備支援機構
設計完成年:2018

北陸新幹線、第2鯖江トンネル外4箇所坑口部詳細設計他

2024年春開業予定の北陸新幹線(金沢・敦賀間)のうち、鯖江トンネル・福井トンネル・武生トンネル坑口部の構造計画および詳細設計を行いました。
各トンネル坑口部の補強土橋台、盛土補強土擁壁、横断通路工、RC緩衝工、鋼製緩衝工、スノーシェルター工、路盤工、保守用階段工、切土工、雪止め壁工、覆工RC・インバートRC、器材工、坑門工、斜面対策工、渓流対策工、調整池などの様々な構造物の設計を実施しました。
 

発注者:独立行政法人 鉄道建設・運輸施設整備支援機構
設計完成年:2021

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