It’s Time.

学ぶきっかけ

阿比留 麻織
ABIRU Maori
総合技術本部
CIM推進室

CFKでは毎週水曜日17:30からの1時間、希望者が集まり英語を学んでいます。私もその1人です。参加のきっかけは、受講者応募の時期が、ちょうど業務で英語翻訳や和訳を担当しているタイミングだったことにありました。

というのは表向きで、大学時代、英文学を専攻していたこともあり、仕事をしていく中で海外の業務にも携わっていきたいという気持ちを少なからず持っていたからでした。

技術の逆説

大学3回生の夏、フィリピンのセブ島にマンションを借りて1カ月ほど滞在したことがありました。発展途上とはいえ、都心のショッピングモールではWi-Fiも飛んでいますし、日本車も走っています。現地の友達は、スマートフォンも持っていました。日常生活を送る上では何の問題もありませんでした。一方で、道路舗装は雑で砂が舞い、建物は傾いていましたし、コンクリート壁には大きなクラックもありました。

発展途上のフィリピンの街角

この光景を見た時、大きな違和感も持ちましたが、その違和感の正体はすぐに分かりました。環境が発展していないにも関わらず、所持品ばかりが最先端へと近づいている。技術の逆説にあったのです。

この違和感をきっかけに漠然と生活環境(街づくり)に興味を持ち始めました。彼ら発展途上国の環境を作る手伝いが何かできないかと。そんな思いもあり、足掛かりとして英会話研修に参加し始めました。

英会話研修

授業内容は至ってシンプル。「Nice to meet you. I’m Maori.」のような本当に初歩的ものから学び始めます。第三者から見ると「これって中学レベルじゃないの?」と思う内容かもしれません。ただ、学生時代のように答案用紙に書くことと、話すことは全く違います。

また、ビジネス英会話ということもあり、ただ単語を並べて、ジェスチャーして伝わればOKという話でもありません。相手に失礼のないよう、しっかりと話す。これが意外と難しいのです。中学英語もあなどれません。

授業風景

授業中、先生から与えられた場面に合った会話を自分たちで作り上げるといったこともします。“これって英語でなんて言うのだろう?”と思うことは多々ありますが、日常の簡単な会話こそ言い方が分かりません。例えば、「ちょっといいかな?」「〇〇はただいま席を外しております。」など。机の上で勉強していたら、これらの言い方が分からないことすら気付かないまま終わっていたと思います。意地悪なようですが、もしこれらの英語表現が分からなければ、ぜひ英会話研修を覗いてみてください。

ご褒美タイム

たまには、お勉強を頑張った自分たちへのご褒美タイム。様々な部門や年代の人が一堂に集まる機会は他にもありますが、この会は少し特殊です。英語交じりでテンポよく会話が進んでいきます。いつもの会話を英語に変換するだけで、なんとなく気分が上がり、おしゃべりになってしまいます。しかし、そんなとりとめのない話が、後に仕事への向き合い方に良い影響を与えてくれる時もあります。

至福の一杯

社会にいる以上、学びの場は常にあります。しかし、それを学ぼうとするか、しないかで大きな差がでるのだと思います。私は、前者でありたいです。きっとその方が楽しいから。私は、常に学ぶ「その時」にいたい。It’ s time.

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