それは、居酒屋のちょっとした会話から始まった
2018年のある夜、いつものように神戸の居酒屋で飲んでいると、マラソンの話題になりました。店のママさんから「24時間テレビで、マラソン未経験者が走っているでしょ。当選してから練習を始めても完走できますよ。」と言われ妙に納得、神戸マラソンに申し込んでみました。あとで調べてみると、2011年はアナウンサーの徳光さんが70歳で走っていますし、2013年は森三中の大島さんが体重88キロで走っています。なので、53歳(マラソン当日)で体重85㎏の私が、走れないはずがありません。6月12日に見事当選、えらいことになってしまいました(マラソン開催日は2018年11月18日)。
完走の分かれ道 ①「シューズは、専門店で購入」
マラソン解説本を一通り読んだ後、普段のサイズ(26.5センチ)のランニングシューズをインターネットで購入しました。届いたシューズを履いてみたところ、なんかきついです。そこで、ランニング専門店を訪ねてみると、親切な店員さん(これが完走へと導く幸運な出会い)。
まずは左右の足のサイズ、足裏への体重のかかり具合を計測(左足が右足より0.5センチ長い。重心は後ろに偏り、足指が浮いている)。店員さんが進めるままに、幅広のシューズ(約12,000円)と、重心を補正するインソール(約3,000円)を購入しました。
完走の分かれ道 ②「10キロ走って、専用ソックスを購入」
7月21日から練習を開始し、マラソン当日まで練習した回数は合計28回。週末に5キロ程度のランニングを繰り返し、海外出張(ミャンマー、中国)にもシューズを持っていって早朝にランニングをしました。
初めて10キロ走ったのが、9月30日。左足の親指が少し痛くなりました。また親切な店員さんに相談し、5本指の専用ソックス(約2,500円)を購入しました。この日以降、足の痛みは発生しなくなりました。
完走の分かれ道 ③「30キロを走って、専用タイツを購入」
マラソン当日の約1か月前の10月21日、本番と同じコースをゆっくりしたペース(1キロを8分)で30キロを走りました。順調に明石海峡大橋付近で折り返し走っていましたが、28キロの地点で急に膝がガクガクきて、全く走れなくなってしまいました。あと5キロは走れなければ完走できません。またまた親切な店員さんに相談し、マラソン用のサポートタイツ(約12,000円)を購入しました。本番では、膝のガクガクは発生しませんでした。
完走の分かれ道 ④「こまめにエネルギー補給」
フルマラソンで消費するカロリーは、「体重(kg)×距離(km)=消費カロリー(kcal)」だそうで、私の場合、約3600(kcal)です。長時間を走る市民ランナーが、マラソン後半にフラフラになるのは、水分とエネルギーの補強がうまく出来ないからだそうで、胃に負担をかけず補給することが大切とのことです。
またまたまた親切な店員さんに相談し、5キロごとにエネルギーを補給するため専用ゼリー(1袋当たり約200(kcal)を8袋(約2,500円)を購入しました。
完走の分かれ道 ⑤「調子に乗らず一定のペースを守る」
これまでかけたお金は、総額で32,000円。これだけお金をかけて走れないはずはないと、自信を持ってスタート。沿道の人たちの「頑張れ! 頑張れ!」といった声援は頼もしく、感動で涙が出てきました。
しかし!ここでペースを上げてはいけません。調子に乗らないように、英会話教材を聞きながら、ほぼ同じペースで走り切りました。タイムは、5時間36分。そして、生涯初めてメダルをもらいました。
さて、今後は?
SAWANO Yoshinobu
常務取締役
マラソンで2つ目のメダルを獲得し(本気です)、さらに歌手デビューしてみようと考えています(冗談です)。
※2022年3月6日に延期開催となった「東京マラソン2021」に参加し、2つ目のメダルを獲得!