
マイカタちゃいます、ひらかたです。
大阪府北河内地域であり、大阪市と京都市のほぼ中間に位置する枚方。ここは、私が育ったまちです。休日になると学生の頃から変わらずに今も地元で遊んでいます。そんな私の好きなまちについて紹介します。
ひらパーでおま!
関西の人にご存知の「ひらパー」の愛称で親しまれている遊園地「ひらかたパーク」。枚方出身の元V6の岡田准一さんが園長であり、主演映画とコラボした独創的な広告やCMが魅力です。実は、現存する中では日本最古(開園:1910年)の遊園地です。
私はこの遊園地で学生の頃に7年間アルバイトをしていました。某テーマパークのように「キャスト」ではなく、親しみを込めて男性スタッフはひらパー兄さん、女性スタッフはひらパー姉さんと呼ばれています。ちなみに、園長の岡田准一さんは超(スーパー)ひらパー兄さんと呼ばれています。
広告で「わいが枚方生まれの超ひらパー兄さんでおま!」と言っていますが、私は「おま」を語尾につける方言を知らなかったので違和感がありました。今ではひらパーと言えば「おま」と繋がるようになりました。
アルバイトをしてから気づいたことがあります。土日祝は多くの子供連れの家族が遊びに来ます。野外ステージでは子供が楽しめるキャラクターショーが行われ、仮面ライダーや戦隊ヒーローのスペシャルショーはひらパー限定のオリジナル作品であり、他では観ることができないショーです。入園料1500円を払えば、野外ステージの観覧は無料です。野外ステージにはキャラクターショーだけではなく芸人や歌手などの芸能人が来ることもあるのでイベント情報から目が離せません。
大人の駅前遊園地

TSUTAYA発祥の地という歴史がある枚方に2016年、蔦屋書店を核とした生活提案型商業施設「枚方T-SITE」が枚方市駅すぐの場所にできました。珈琲を飲みながら本を読んだり、雑貨やコスメなどの買い物をしたりすることができます。私はこの場所に行くと、上質な時間を過ごせるだけではなく新しい自分を発見できる予感がして胸が高まります。ここはまるで大人の駅前遊園地です。
この遊園地のゲートには枚方市駅がふさわしいでしょう。その理由は、電車を降りて中央口へと進むと、世界で初めて無印良品が駅コンコースと店舗のトータルデザインをした木目調の空間が広がっているからです。さらに、改札外のエリアでは『つながるマルシェ』が定期的に開催されており、そこでは「枚方」「京阪」「無印良品」をキーワードに、つながりのある方々が出店したりワークショップを行なったりしています。今日はいったい何に出会えるのだろうとワクワクした気持ちになります。
そうだ 枚方、行こう。

枚方には他にも“七夕伝説 1) ”など見どころがいっぱいです。休日の朝、思い立ったら、ぜひ枚方へ。元ひらパー姉さんの私がご案内します!
1)枚方市と隣の交野市は七夕の日本発祥の地と言われ、天野川の最下流に架かる「かささぎ橋」がある。七夕の夜に鵲(かささぎ)が翼を広げて織姫と彦星の橋渡しをすると言われている。

構造系部門
橋梁・長寿命化グループ