2025年6月26日に、国土交通省関東地方整備局千葉国道事務所の職員を対象に、トンネルの点検支援技術である「走行型画像計測技術」を紹介し、CFK社員が講師を務めました。
国土交通省では、道路施設の各種点検の効率化・高度化・省力化を目的として、点検支援技術を積極的に導入する計画であり、「点検支援技術性能カタログ(橋梁・トンネル)」が公表されています。国土交通省のトンネル点検においては、「画像計測技術」を原則活用することとされています。
このうち「走行型画像計測技術」は、トンネル点検作業に先立ち、トンネル本体工(覆工)の状態を自走式車両により撮影(計測)することで、人間の眼だけでは確認が困難なひび割れや緊急性の高い変状の有無、変状の規模、数量等を把握することができる技術です。
紹介に際しては、計測車両や実際の計測データについて説明しました。また、質疑では従来の点検手法とどのように組み合わせていくかといった話題が上がりました。
トンネルの点検・維持管理において困り事・相談事があれば、是非CFKにお声掛けください。
【開催日時】
2025年6月26日(木)10:00~11:00
【開催場所】
国土交通省関東地方整備局千葉国道事務所
【講 師】
角田 裕一(道路系部門トンネルグループ サブリーダー)
【説明内容】
1.トンネルの予備知識
2.道路トンネルの維持管理における課題
3.点検支援技術について
4.画像計測技術について
5.画像計測技術の活用効果(効率化・高度化)
6.今後の展望

