CFKが設計した南海本線諏訪ノ森駅の仮設上り線ホームが1月21日始発より供用を開始しました。
現在、南海本線の諏訪ノ森駅と浜寺公園駅付近では、地平を走行している鉄道を高架化する連続立体交差事業が進められています。事業完成後は、踏切渋滞・事故の解消により都市交通の円滑化、鉄道の定時運行、鉄道により分断されていた市街地の一体化の促進等が図られます。
本事業では、地平を走行している南海本線を「仮線」と呼ばれる仮設の線路（現在の線路の横に敷設）に一旦切り替えて、元々線路があった所に高架橋を施工後、完成した高架橋上の線路に再度切り替えて高架化する工事を実施しています。
1月20日の終電後に実施された仮線への切り替え工事を見学し、一夜間（終電：0時頃から始発：5時頃）でどのように線路が切り替えられるのかを学び、新しく設置された仮設上り線ホームから電車に乗って帰りました。
今後、仮設下り線ホームも供用を開始し、本格的に高架橋の施工が始まります。
