CFK社員が令和3年度建設コンサルタンツ協会研究発表会で「奨励賞」を受賞

2021.10.29

建設コンサルタンツ協会(近畿支部)が主催している令和3年度建設コンサルタント協会研究発表会にて、CFK社員3名が奨励賞を受賞いたしました。

開催日:2021年10月5日(火)
主 催:(一社)建設コンサルタンツ協会 近畿支部
後 援:国土交通省 近畿地方整備局、(公社)土木学会 関西支部、(公社)地盤工学会 関西支部

発表論文は(一社)建設コンサルタンツ協会 近畿支部のホームページに掲載されています。
https://www.kk.jcca.or.jp/recital/r3/

発表概要

受  賞  者:西村 洋紀(計画系部門 港湾計画グループ)
部  門:一般部門
タイトル:⼥川町商業エリアにおける⺠間事業者の景観形成の取組の⽀援

[概要]東日本大震災からの復興が進められている宮城県女川町の中心部では、女川町商業エリアを魅力あるまちなみにしていくため、民間事業者が景観まちづくりに取り組んでいる。筆者らは、復興まちづくりコーディネーターの立場で、景観形成の取組を支援した。本稿は、この取組の内容、経緯、効果及び今後の展望を述べることにより、景観マネジメントに関する知見を整理するものである。

受  賞  者:川原 知也(環境・防災系部門 地盤・防災グループ)
部  門:一般部門
タイトル:3D レーザスキャナによる巨⼤な転⽯形状の把握とその対策事例

[概要]落石対策の対象となる転石や浮石(以下、転石等と呼ぶ)の形状は複雑なものが多い一方で、実務上は測量ポールを用いた形状把握により、対策工を検討することが多い。しかし、測量ポールによる計測では、転石等の規模が巨大なほど、形状を正確に把握することはできず、適切な対策工の設計を行うことは難しい。本稿は、3D レーザスキャナにより、オーバーハングが著しい重量約14,000kN の巨大な転石(以下、巨石と呼ぶ)の形状を把握し、落石対策を検討した事例について報告するものである。3D レーザスキャナによる測量と測量ポールを用いた落石調査結果を比較すると、巨石の形状に約1.5 倍の差異が生じた。よって、測量ポール等で計測が難しい巨石等の場合は、詳細な形状を把握することができる測量技術を活用することが合理的である。

受  賞  者:石川 湧裕(道路系部門 道路第一グループ)
部  門:プレゼン部門
タイトル:南海トラフ巨⼤地震における災害廃棄物仮置場の検討

[概要]近年、全国各地で災害が発生し、その度に災害廃棄物の処理やそのための仮置場の問題が指摘されている。高い確率で発生することが予想される南海トラフ巨大地震における災害廃棄物量は、最大で東日本大震災の約11 倍と推計されており、大きな仮置場の不足が想定される。このようなことから本研究では、各都道府県の仮置場利用面積の推計、南海トラフ巨大地震における都道府県単位での仮置場の検討、南海トラフ巨大地震における市区町村単位での仮置場の検討、南海トラフ巨大地震における市区町村単位での広域的な仮置場の検討を行うことで、処理計画策定の一助となることを目的とする。

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