
MINAKUCHI Niro
北京希芙凱規劃設計
咨詢有限公司
董事
中国の政治・経済・文化・学術の中心地北京市にあるCFKの子会社、北京希芙凱規劃設計咨詢有限公司(以下CFK北京)の紹介を行います。
いつから

CFKは2001年から、中国政府、地方政府等を客先とし、交通計画(鉄軌道、自動車等)、地区開発計画、環境等様々な分野のコンサルティング業務を行っています。
CFK北京は2007年に設立され、今年で設立15周年を迎えます。
どんな会社か

CFK北京の主な業務は、中国顧客に対する営業とCFKが中国で実施する業務のサポートです。在籍する職員は通訳・営業・事務・経理をマルチにこなす2名(閻暁芸職員、吉密斯職員)の少数精鋭です。
〇営業:客先への営業・広報、技術交流会注1)・講演会開催、情報収集、商談、契約、代金回収 等
〇業務サポート:資料翻訳、通訳、出張サポート等

どこにあるか

北京市中心部に近い朝陽区東三環(最寄り駅 亮馬橋駅)にあります。この一帯は外国人向け(日本人やドイツ人)マンションが多い地域であり、大使館が多く集まる第三使館区と呼ばれる街です(CFK北京から日本大使館まで徒歩15分)。
比較的静かで環境が良く、空港直通の首都空港線と地下鉄10号線(環状線)の交差箇所であり、北京での活動拠点として非常に便利です。東京でいえば、広尾・麻布といったイメージの街です。
北京の楽しみ

堅い話はこれくらいにして、北京の楽しみをいくつか紹介します。
まずは、新たなレジャー施設。2021年9月に北京市の東に位置する通州区にユニバーサルスタジオがオープンしました。公式HPによると名称はUBR(Universal Beijing Resort)です。てっきりUSB(Universal Studios Beijing)とパソコンの規格のような名称になると思っていたのですが残念です。ホテル型リゾートとして整備されたため、リゾートという名称になったそうです。UBRはUSJの2倍以上の面積(120ha)を有し、中国で人気の高いカンフーパンダ等のアトラクションがあります。
コロナ禍の影響で客足が鈍っている観光地が多い中、UBRの入場者はすこぶる好調とのことで、連休(国慶節10月1日~7日)では、最初の4日間で10万人の入場者となったとのことです。注2)
UBRには地下鉄7号線と地下鉄八通線の2路線がアクセスしています。このうち八通線では、UBRの開業に合わせて地下鉄1号線との相互直通運行が開始されました。以前は乗り換え駅で大混雑が生じていましたが、解消され非常に便利な路線となりました。
なお、CFKはこの相互直通運行に関し、日本の事例紹介や施工方法に関するコンサルティングを行ったため、非常に感慨深いです。

海外の楽しみの一つは食事であり、北京にもいろいろと美味しいものがあります。中国の関係者と交流を深めるためにも美味しい食事は欠かせません。

北京といえば北京ダックが思い浮かぶかもしれませんが北京の名物は北京ダックだけではありません。北京にはこの寒い季節にピッタリな鍋料理「涮羊肉」(羊しゃぶしゃぶ)があります。これは中国政府が選定している“非物質遺産美食”(日本の無形文化財に相当)にも選ばれている名物料理です。内モンゴル自治区の水とミネラル豊富な牧草により育てられた羊の肉は柔らかく、臭みもないので、大変美味しいです。

あと美味しいといえば、CFK北京が入居しているビルの社員食堂です。この社員食堂の定食は美味しいので、コロナ以前は周りのオフィスの人がよく食べに来ていたほどです。日替わりでいろいろなメニューが出てくるので、出張時のひそかな楽しみです。
これから
CFK北京開設当時から考えると、日本-中国間の移動は非常に便利になりました。午前中に日本-中国間移動、午後には中国で打ち合わせといったことも可能となりました。しかし、当面は新型コロナのため自由に行き来ができない状況にあります。
新型コロナ収束後には、CFK北京を中国政府、地方政府との交流、現地研修など社員教育の場としても活用し、できれば15周年記念セミナーと式典を開催したいと考えています。一日も早い新型コロナの収束を願うばかりです。
【注釈】
注1) 技術交流会:営業活動の一環として中国側の技術やニーズ把握のため、最新技術や事例等を題材に中国政府や企業と交流・情報交 換する場
注2) 中国ではスマホアプリ(健康コード)を用いた管理により、旅行等は自由に行うことができる。UBRも入場制限はない。
【参考資料】
1)北京地鉄 https://www.bjsubway.com/